リリパットレーン 「迷子の子犬」 英国の建物がモデルの ミニチュアハウス

ミニチュアハウス「Lilliput lane」（リリパットレーン）は1982年にイギリスで誕生しました。ガリバー旅行記に出てくる小人の国「リリパット」から名付けられたシリーズです。

実際にイギリスにある建物をモデルに、屋根の瓦や壁のレンガ、家の周りに茂る木や植物なども細かいディティールで表現されています。その細部の細かさを表現するため、一つの型からは7～8個のモデルしか作られません。

色はひとつひとつイギリスのペインターの手彩色で着色されているため、とても繊細で趣のある造りになっています。（屋根の塗料はげなども忠実に再現されています）

この作品のタイトルは「LITTLE DOG LOST」（迷子の子犬）です。「THE BRITISH COLLECTION」（ブリティッシュ コレクション）として、2002年に製作された とてもかわいらしい作品です。
白いドアに 漆喰の黄色い壁、茅葺き屋根のステキなコテージの周りには、英国の色とりどりの花たちが咲いています。石で囲われた まぁるい池の奥には、水があふれるファウンテンが置かれています。玄関の脇から壁を伝って、ピンクのカップ咲きのつるバラが 屋根まで大きく伸びています。よく手入れがされた植栽が美しい、ステキなコテージです。
玄関の上の窓を見ると、ピンクの服を着た女の子が 窓を大きく開けて叫んでいます。どうやら子犬がいなくなってしまったみたいです。家中を探したのに見つからない子犬の名前を呼んでいます。いったい どこに行ってしまったんでしょう…。あれ？玄関の横には白黒のワンちゃんが行儀良く座っています。「迷子になってなんかいませんよ。ここにいますよー」という ワンちゃんの声が聞こえてきそうです。一声吠えたら解決なのですが…。見つけてもらえるまで、じっと待っている姿が健気な作品です。


●サイズ：
幅 8cm、横 7.3cm、高さ 6.6cm

●状態：
とても良い状態です。細部まで作り込まれています。

●その他、注意事項：
当時のお箱と、パンフレット、証明書が付いていましたのでお付けします。

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